猫の恩返し / ギブリーズ episode2
人気ランキング : 554位 定価 : ¥ 4,935 販売元 : ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテインメント 発売日 : 2003-07-04 発送可能時期 : 通常24時間以内に発送 価格 : ¥ 4,935
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『猫の恩返し』:宮崎駿が企画し、新人・森田広幸が監督したスタジオジブリ作品。同社の1995年度作『耳をすませば』の姉妹編的要素をもつ作品でもあり、原作は柊あおい。車にひかれそうになった猫を助けたことから、猫の国に招かれた高校生少女ハル(声:池脇千鶴)の冒険を、ジュヴナイル感覚で描いていく。
作画や演出タッチなど従来のジブリ作品とは大いに異なり、冒険のダイナミズムよりも、どこかはかなげで淡々とした思春期の味わいをこそ強調している節もある。いわば21世紀のジブリ・アニメの模索の始まりともいえる作品だ。
はじめはハルを息子の嫁にと願っていながらも、その息子に恋人がいるとわかるや、自分の嫁にと無理強いする傲慢な猫の王様の声を、丹波哲郎がこの名優ならではの怪演で披露し、映画的な間を多いにもたせている。(的田也寸志)
『ギブリーズ episode 2』:架空のアニメ製作スタジオ「ギブリーズ」で働く面々を主軸に据えての日常を描いた、スタジオジブリの短編アニメで、監督は『ホーホケキョ となりの山田君』の演出を担当した百瀬義行。名物カレー屋とギブリーズとの熾烈な激辛カレー対決を3D・CGを駆使して描いた『カレーなる勝負』や、マイムマイムのメロデイをバックに小学校時代の恋を回想するパステル・タッチの『初恋』など、4つのショート・ストーリーが繰り広げられていくが、それぞれ描写の手法を変えているのがおもしろい。
声優は西村雅彦、鈴木京香、小林薫など、ジブリアニメならではの豪華布陣だが、こうした実験的短編は、専門の声優を起用した方がケレンが加わって良かったのではないかとも思う。(的田也寸志)
さくっとファンタジー |
1時間弱と短いお話なので、ちょっと息を抜きたい時なんかには
ちょうどいい作品です。
ギブリーズの方もそうですが、パステルカラーの彩色がとても
綺麗で、劇的なシーンがあるわけでもないので、のんびり
見ていられます。あと猫好きには嬉しい設定ですね。みんな
普通に喋るので、あんまり「猫」という気はしませんが・・。
「自分の時間」というのがキーポイントになっています。
主人公のハルはちょっとした事から現実から猫の国に逃げる
のですが、そこまで思い詰めてた?とギモンに思わないことも
なく。この辺の心情が理解できるかは、見た時の気分による
かもしれません。時々、どこかでぼんやりしたいなぁと
感じる事もありますしね。
猫と喋れたら面白いかもなぁと思いました。
声も、特に違和感があるわけでもなかったです。丹波さんが
いい味出しています。
主題歌も爽やかで、軽い気持ちで体験できるファンタジーです。
文句なく面白い |
ジブリの中では軽いタッチで、気楽に見ることのできる作品。池脇千鶴のとぼけた感じの声もなかなか良い出来です。「耳すま」と違って登場人物のキャラはは柊あおいの原作に沿っています。脇役だったバロンもここでは大活躍、猫王の丹波哲郎も泣かせます。映画用に適当に変更された部分もありますが、娯楽作品として楽しんでみることができます。
ついでですが、ギブリーズは面白いですよ。癖の強い画風なので嫌いな人は嫌いでしょうけどね。
子供が楽しみにしてます |
去年夏子供(小3)と友達を連れてみにいきました。期待しすぎは大人には少し物足りないかなあ・・・とも思いましたが、子供たちは大喜びでみていました。猫の世界に入っていけて動物好きな子供にはウケルと思います。主題歌を聞くたびに、又見たい見たいというので、早速DVDの予約をしました。
かわいかったです。 |
ねこが人間みたいですごくかわいかったです。話は短くてあっけなかったけど、その分、繰り返して見たいとも思えました。ただDVDを借りて見たのですが、音声が小さくて聞き取りにくかったです。
ギブリーズのほうははっきりいってくだらないと思ってしまいましたが、意味がわからなすぎておもしろかったところもあります。
でも、ねこたちのかわいさとバロンのかっこよさで全体は4点にしました。
完全な子供向け |
ジブリ作品として期待していたのですが、これは完全な子供向けのアニメですね。
見ていて子供の頃好きだった「ドラえもん」の映画を思い出しました。
ハルの転び方のわざとらしさはのび太そのものだし、
猫の兵士(?)との戦うところもドラえもんそのものでした。
小学生の中学年までくらいだったら楽しめると思います。
必ずしも、全ての映画が「ジブリだから大人でも楽しめる」訳でもないようです。
テンポは良いですが内容がなく、伝わってくるものも少なく、
宮崎駿の映画と比べると全然違います。
「『耳をすませば』の姉妹編」として購入されるのなら、
あまりお奨めはできません。