茄子 アンダルシアの夏 コレクターズ・エディション
スタジオジブリの大ヒット作『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』で作画監督を務めた高坂希太郎の監督デビュー作。故郷アンダルシアで開かれる一大自転車レースに参加するペペ。しかしレース当日は、彼の元恋人と兄の結婚式と重なってしまい、さらにレースの最中、彼は無線で、スポンサー企業から解雇される話を聞いてしまう。
過剰なほどの鮮やかなブルーで再現される空。その下に広がる南スペインの風景を見るだけでも、晴れやかな気分にさせる。作画のタッチ、とくにキャラクターはジブリ作品のテイストを受け継ぎながらも、要所で原作(黒田硫黄のコミック)のタッチも採用。自転車レースでは、俯瞰(ふかん)などのアングルを駆使することで、マラソン中継を見ているような緊張感とともに、チームレースとしての駆け引きを楽しめる。ドラマ部分が焦点を当てるのは、故郷に対するペペの屈折した心境。彼の思いが集約されるクライマックスは、ジブリ作品とはちがって、大人にしか分からない切なさが伴う。そして、47分という長さは、自転車の疾走感と同じように、スカッとした印象を残すのにぴったりだ。(斉藤博昭)
本編ディスクは必要なかった。 |
本編は申し分なし。
ただ、値段が…もう少し安く設定出来なかったのかな?
勘違いをしている人が多いみたいだけれど、特典ディスクには全編絵コンテが収録されているのと連動して本編も収録されています。
(切り替え可能)
それも、本編ディスクよりもいい音で。(DTS5.1ch)
更に『自転車ショー歌』も本編の編集ではなく、オリジナルの映像で元ネタ説明アニメが収録されていて、それも事足ります。
こうなってしまうと、本編ディスクを再生する意味はなくなってしまいました。
映画予告編を何度も観る程物好きな人は少ないであろうから。
あとパッケージの仕様がよろしくないです。完全にふたが出来なくて、気を抜くと解説書が落ちる状態です。(解説書のできは自転車レースを知らない人でも判りやすいものになっていたのに)
それでも特典ディスクを購入した理由は…やっぱり大泉君目当て。
ニ十年前のアニメ製作発表記者会見かと見間違えるような主演俳優にインタビューしない記者達、出陣式での意外な拍手の多さ、そしてどことなく司会者との話が噛み合なくて軽く「あなた僕の事知らないでしょ!」と切り返す姿。
これで雑誌等で本人が暴露していた話{自転車で颯爽と現れたら、野次馬から「おおっ、来たぞ!来た…誰だこいつ?」と言われてしまった}と東京・札幌での初日舞台挨拶の模様も収録されていたらもう少し星も加えられたけれど。
もう、高ければ買うという時代ではないと思う。
高い金出して買うほどでも無い |
ここまでして買うのは、相当なファンのみ。
通常版で十分。
素人がこんな特典見て何が得れるのだ?
そんなマニアが見る作品でも無かろうに…
本編は文句なくいいですよ |
映画そのものについては、本当にいいです。
短編だけれども、是非観ていただきたい。いい映画だと思います。
主演である大泉洋さんの声がとてもいい(客観的に観てるつもりですよ)し、
小池栄子さんの声がすごくあってていいと思うんです。
映像は文句なく素晴らしい!空の青や照りつける日差しが美しいです、本当に。
で、特典ディスクについて。
私は大泉洋大先生を敬愛してやまないものですから、
アフレコ取材と舞台挨拶とCMスポット集を特に楽しみにしておりました。
いやぁ、確かに「あんただれ?」的なマスコミの対応は笑ってしまいました。
だって、ねぇ。あんなに主役がないがしろって会見もそうはないですよ。
そんなマスコミに緩いテンションで応対する大泉先生。妙に面白かったです。
ただ、やっぱり高いですよね、値段が。
特典で付いてるのがTシャツっていうのもねぇ...。
予約の時は「Tシャツ、手に入れてやるぞぅ!」と意気込んでたんですが、
今冷静に考えると、Tシャツつけないで値段下げた方が、
良かったんではないかと思ったりします。
本編+特典ディスクだけでも本州勢の私は十分嬉しかったので...。
ちょっと財布が厳しかったなぁ。
あと、CMスポットとか、主演・大泉洋先生の本拠地、北海道版のを入れて欲しかったなぁ。
これは本州在住の大泉さんファンのわがままなんでしょうけどね...。
ごじゅ〜ごてぇ〜ん!! |
辛い評価のようですが、ハッキリ言って「ハァ〜?」であります。
本編ディスクは文句ナシです。自転車レースという、日本人にはあまり馴染みのないものでありながら、その白熱したシーン、レースの駆け引き、そこに絡む人間模様などなど、アンダルシアの印象的な青空とともに、知らず引き込まれてしまう事間違いナシです。
85点を差し上げましょう。
ただ……特典ディスクがねぇ……
絵コンテで見せる趣向はわかるんだけど、47分全篇を見せる必要があるのか? 数シーンを見せるんならOKだけど、全篇なら要らない。
初演の舞台挨拶の模様も収録されているけれど、これも中途半端。コレクターズ・エディションを標榜するなら、その舞台挨拶に揃いのロードレーサーで乗りつけたキャスト陣や高坂監督の姿を入れるとか、カンヌ映画祭での模様を紹介するとか、他にもっと工夫があったと思う。
CMスポット集にしても、北海道のみで放送された大泉さんヴァージョンを入れるとかした方がよかったんじゃなかろうか。
そもそも、特典ディスクとして分ける程でもない。
ケースもハードケースじゃないし。
特典ディスクの評価は30点。これでも甘い方。
本編だけなら良い評価なのに、特典が本編の足を引っ張った残念な例。
辛いようだけど、通常版で事足りる。期待が大きかっただけに残念。惜しい。
映画の内容は申し分ないけれど・・ |
映画の内容に関しては本当に文句なしの逸品。
映画館で何度も通うほどでした。
それについてのレビューは通常版で
皆さん沢山書かれていると思いますが、本当にいい作品です。
初回特典は、どんなのがつくのか楽しみでしたが
残念ながら正直がっかりぎみ。
絵コンテ収録の特典ディスクはとても欲しいし
新作ミニアニメもとても魅力的だけど
プラスしなければならないのは
いささか、いやかなり辛いです。Tシャツもどうかと・・。
辛い評価で申し訳ないですが、コレならTシャツ無しで
が良かったです。。