ルパン三世 - カリオストロの城
人気ランキング : 1,062位 定価 : ¥ 4,935 販売元 : ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント 発売日 : 2001-04-26 発送可能時期 : 通常24時間以内に発送 価格 : ¥ 4,935
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ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ国にやってきたルパン三世(声・山田康雄)たち。そこでルパンは、カリオスト伯爵の妻にさせられようとしている王女クラリス(声・島本須美)を救うべく、活動を開始する。
『ルパン三世』劇場用アニメ映画第2作だが、宮崎駿監督の快活な演出により、従来のシリーズとは一味違った恋とロマンの冒険大活劇の傑作、というよりも今や映画史上に残る不滅のアニメーションとして世界的に親しまれている名作である。クラリスは日本アニメ界最高最大の美少女として今も誉れ高い。泥棒にしては今回何にも盗まないルパン…と思いきや、実はものすごいものを盗んでいたことが発覚するラストは、観る者の胸をキュンとさせてくれる。(的田也寸志)
宮崎作品としては一級、ルパンとしては問題外。 |
この映画は、映画として見るか、宮崎作品として見るか、ルパンシリーズとして見るかで多分に評価が変わる作品だろう。
宮崎監督は確かにルパン三世ファーストシリーズの製作スタッフの一人だが、だからと言ってルパン三世を知り尽くしているとは思えない。
これは「ルパンシリーズ中の宮崎監督作品」では無く、「宮崎がルパンを作ってみた結果の産物」である。
宮崎作品としては、ストーリーのキレ、テンポの良さからまさに一級品として分類されるべき映画だろう。
だが、ファーストシリーズの頃の緑ジャケットルパンに見られるニヒルさが全くと言っていいほど足りない。
そしてキャラクターを疎かにしすぎである。
いちルパンファンとして、初めてルパンを見る方に「これがルパン(緑ジャケ)の代名詞なんだ」と思われれば心外だ。
現在ルパンファンでは無く、これからもファンになる予定の無い人に見て頂くとすればなんら問題はないが。
ちなみに私は映画もジブリもルパンも大好きだが、全てまとめての評価を出すとすれば、星3つというところだ。
華麗なるエンターティーメント |
原作者、モンキー・パンチのイメージとはほど遠いものの、完全な宮崎版ルパンとして世に出たこの作品は、見た物の脳裏に克明に焼き付いた。ルパンと言えばこの「カリオストロの城」を思い描く人が結構多いのではないだろうか。幽閉と救済というお決まりパターン炸裂だが、宮崎流ドタバタ演出で一気に、見ている物を魅了してしまうのは彼の力量のなせる技であろう。まさに映画のためのルパンであり、ルパンのための映画である。この作品は華麗なるエンターティーメントであることは間違いない。
ルパン作品の、最高傑作 |
〜初代ルパンから見ている者としては、ルパンに対して色んなこだわりが有ります。声優にしても、ルパンのジャケットの色にしても、どんな車が出るのか、銃火器は?と、それは色んな見方がされます。けど、ルパン好きがこの作品にケチをつける事は無いでしょう。
映画の各シーンが語りつがれ、それだけで話しが出来るんですからね〜。こんなに愛されている、ア〜〜ニメ映画が有るでしょうかね?
それにこの作品が、スタジオジブリの初めての作品ですからね〜。ストーリーが最高であり、何度見ても笑え、最後には心温まるものが有りますからね〜。
見た事が無い、なんて人はもういませんよね?〜
ファミリー向け「ルパン」 |
アダルトな原作をマイルドにしたのがTVシリーズで、さらに感動を加えたのがこの「家族みんなで楽しめるルパン」ですね。不二子がちょっと善人になりすぎでしたが、家族向けだからちょうどいいでしょう。20年ぶりに見ましたが、作品の輝きは色あせていませんね。
ただ、英語の字幕がちょっと…。外国人の若い人に見せたらおもしろい!と言っていましたが、字幕でこの映画を見るとルパンとクラリスの関係がラブラブしているようで、二人の間に通う温かいものが消えてしまっていました。翻訳でオリジナル作品のおもしろさをすべて表現するのは至難の業だとは思います。しかし、海外でも日本のアニメ、特に宮崎作品は注目を浴びていますし、日本のアニメを見たいがために日本語を勉強している外国人もたくさんいますから、翻訳によって作品のおもしろさが半減するのは残念だと思いました。
Still Nice? |
Many people said this is still nice. I don't think so although I thought nice about 20 years ago.
People who still enjoy this movie don't grow up mentally.
Peterpan!!
I want to say, "Mr. Miyazaki, why don't you make a real movie?"
Probably he can't. In the world of animation, he can create a nice story and people, but in a real movie (movie is fiction), it's very difficult since it depends on his and actor's life experience.
Miyazaki can't be Kurosawa.