スタジオジブリ専門ショップ

スタジオジブリの作品といえば，久石譲さんが音楽を担当されることが多く，世間的にもその印象が非常に強いようです．それでは，この「耳をすませば」のサウンドトラックを，野見祐二さんではなく，久石譲さんが作っていたら，と想像すると，実は，根強い人気をもっている現在ほどにこの作品や，サウンドトラックが支持されることはなかったのではないかと思います．
古い民族楽器を使用した室内音楽の小品たちは，街の中の日常や，多感な時期を過ごす主人公たちの心の内を見事に表現していています．久石譲さんの雄大なオーケストレーションで表現したら，映像と音楽がお互いをつぶしあってしまったのではないか，と思うわけです．
たとえば，これからはじまる物語への期待を大きく膨らませてくれる「1. 丘の町」と「2. 猫を追いかけて」は，ピアノやフルート，小編成の弦と古楽器が絶妙なハーモニーを見せていますし，それと対比するようにシンセを使って，気だるい午後を表現した「7. 電車に揺られて」や，落ち込んでいた心が一気に晴れ渡る「13. 流れる雲，輝く丘」と続く「14. きめた！わたし物語を書く」は，ピアノと弦，それに古楽器を用いて澄んだ旋律を生み出しています．
「10. ヴァイオリン・チューニング」から続く「11. カントリー・ロード(ヴァイオリン・ヴァージョン)」で，ヴァイオリンの素朴な音色からはじまり，今はあまりかえりみられないリュートや，ツィンク，バス・ヴィオールなどの音色が加わっていくさまは，映画を観た方にも，そうでないかたにもとても印象的なものだと思います．
「19. 追憶」や「20. バロンのうた」のほか，小粒ながら，「3. 地球屋」や「4. エルフの女王」など場面に応じた繊細なメロディも，間奏曲のようにバランスよく入っていて，アルバムとしてのバランスも良好．「22. 夜明け」から続く「23. カントリー・ロード」も単なるエンディングテーマではなく，アルバムを締めくくる一曲になっています．「耳をすませば」が大好きな人にも，ちょっと苦手という人にもお勧めの作品です．

私は今中３の受験生で、まさに主人公「雫」と同じ
立場にいます。中３ってぶっちゃけテストテストテスト?･･で、
毎日勉強の繰り返しです。毎日、もちろん、休日も
夏・冬休みも休みはほとんどナシと言っても良いほどです。
私はこんな毎日に苛だっていました。そんなとき、この一枚の
サントラに出会いました。
聞きながら勉強しているとすごく心が落ち着くし、癒されて
勉強もはかどってきます！ＢＧＭが勉強に導いてくれてるような。
もちろん、勉強以外でも超！オススメですよ！！！！
聞いたら絶対癒されること間違いナシですっ☆

「耳をすませば」のサウンドトラックは、野見祐二さんによる制作となります。
ジブリ作品は久石譲さんの音楽が多いのでめずらしいのではないかと思いますが、この作品も質が高くとても素晴らしいですよ！
古楽器による美しい曲の数々にうっとりとしてしまいました。
曲調はどちらかといえば、ヨーロッパ風のクラシカルな感じのものが多いかな？
ジブリ作品の中で一番好きなサントラです。
曲を聴いていると自然に映画の場面が目に浮かんできます。
映画を観たことのない人も楽しめますが、やはり映画をご覧になったほうが断然、「耳をすませば」の世界が広がると思いますよ。

　このアルバムさえあれば、いつどんな時でも
「耳をすませば」を上映することができる！
　
　みなさんはこのアルバムに興味を持たれるくらいですから、
「耳をすませば」のひとつひとつの場面がしっかりと頭の中に
焼きついていることでしょう。
　このアルバムを聴きながら自分の想像の中の映画館で　
ぜひ「耳をすませば」を上映してみてください！

僕は宮崎アニメが大好きでいくつかサントラを持っていますが今回のサントラの11.カントリー・ロード(ヴァイオリン・ヴァージョン)と
22.カントリー・ロード(主題歌)はとてもすばらしいです。
この２曲を聴くだけで買って良かったと思いました。